企業内の中小企業診断士資格保持者の場合、全ての企業ではありませんが、中小企業診断士の資格を持っていると給料以外に「資格手当て」が支給される場合がほとんどです。金額は企業によってまちまちですが、だいたい1万円から3万円であると言われています。また、企業コンサルタント業を営んでいる会社であると、当然のことながら中小企業診断士の資格取得は必須になるでしょうから、評価され能力が認められれば都心部の企業だと年収1000万円も夢ではないようです。ですから、企業内の中小企業診断士の場合は、能力が発揮できたら昇進も早くなりますし、それに比例して収入も増えていくことになります。
独立して事務所を経営する場合、最も多い平均的な額は、年収500万円から800万円であると言われています。次に多いのが1000万円から1500万円だそうです。当然ですが、独立すれば会社に雇われているのではないですから、定期的な定額の収入は期待できません。しかし、努力次第では企業内診断士よりも高収入が見込める可能性があります。さらに、行政書士・公認会計士・税理士等の関連資格を取得し、ダブルまたはトリプル資格で事務所経営をすると収入も破格に高くなるはずです。