中小企業診断士は、経営に関するさまざまな知識や能力を有することが証明される国家資格であることから、企業からもニーズが高いもので、就職・転職にも大いに役立つ資格でしょう。
企業内で、企業診断士として仕事する人もいます。
企業コンサルティングの会社も増加し、求人はさらに増えています。
勿論、ビジネス上でも様々な知識が役立ちますし、独立開業への道もあります。
最近、中小企業に融資を行っている金融業者に対し、中小企業診断士を置ことを奨励する国の政策も進められています。
また、女性対象の事業者、企業に対してコンサルティングを行う仕事として、今後は女性の中小企業診断士も重要になると見られています。
こうしたことから、今後も中小企業診断士のニーズはさらに高まってくるのは間違いないでしょう。
行政書士や税理士、社会保険労務士などの資格も併せて取得することで、さらに業務の幅は広まります。
昨今、不況の波が押し寄せ、中小企業は経営の悪化に伴い、リストラなどの対策を迫られていますが、これに対し、中小企業診断士は業務、財務、事業、あらゆる面で適切な指導を行うことが求められ、こうしたところでもまた新たなニーズが生まれています。
また、ITの進展に伴い、事業の効率アップに向けて、どこの企業もITの導入が必要不可欠となっています。
中小企業診断士は、こうしたITの導入に関してもアドバイスを行わなければいけないので、ITの知識も持つ必要があります。
このように、時代の流れに応じて中小企業診断士は、新たなニーズも生まれてくるのです。